上智大学実践型プログラム「東南アジアに学ぶA(2024年度)」を実施しました

2024年9月4日から15日の12日間にて、上智大学海外実践型プログラム「東南アジアに学ぶA」を実施し、上智大学の学部生18名が参加しました。

このプログラムでは、SophiaGEDが拠点とするタイの首都バンコクと、隣国ラオスのユネスコ世界遺産の街、ルアンパバーンで、タイ・ラオスの文化・社会・環境の多様な側面を学ぶ機会を持ちました。

まずはバンコクにて、SophiaGEDスタッフによるレクチャーや、企業のタイ進出支援を行うJ-will Internationalの國定代表とのセッションからタイ社会や文化を学びました。さらに、自分たちでプランニングをしてバンコク市内を散策し、タイの文化や生活に触れました。

続いてルアンプラバンに移動し、このプログラムの主軸の活動となる協働学習を実施するラオスの国立大学、ソパノボン大学での講義や学生との対面をしました。

ソパノボン大学の学生と共に、世界遺産事務所や観光業に特化した職業訓練校を訪問し、ラオスでの観光・ホスピタリティの分野への取り組みについて学んだり、実際に滝、象の観光施設、農場、手工芸の展示体験施設など自然・文化に触れる様々なスポットで現地の文化を体験しました。
また、現地の小学校を訪問させてもらい、子どもたちとの折り紙交流や、学校施設でのペンキ塗りのボランティア活動にも取り組みました。

これらの共通体験を軸に、まとめの活動としてソパノボン大学の学生と少人数グループでプレゼンテーションを行いました。
グループワークでは「教育」「農業」「環境」のテーマについて、グループ内でディスカッションを行い、全体に向けたプレゼンテーションを行いました。グループ協働での思考や発表に加え、教員やメンバーからのフィードバックで学びがより深いものとなりました。

最終日のフェアウェルパーティーでは、学生たちはメコン川でのディナークルーズを楽しみました。

参加学生の皆さんは、コースを通じて、タイやラオスに関する経験や知識を得るだけでなく、貴重な思い出や現地の人々との繋がりなどを作っていました。
みなさんの今後につながることを願っています。