2024年2月28日から3月9日の11日間にて、上智大学海外実践型プログラム「東南アジアに学ぶB」を実施し、上智大学の学部生18名と関西学院大学の学部生2名が参加しました。
このプログラムでは、タイの首都バンコクと、北部チェンライ見をフィールドに、タイの文化、社会、環境について様々な角度から探究する機会を持ちました。
まずはバンコク市内の散策でタイの生活を体験したり、企業のタイ進出支援を行うJ-will Internationalの國定代表やSophiaGEDスタッフによるレクチャーを通してタイ社会や文化を学びました。



続いてチェンライに移動し、このプログラムの主軸の活動となる協働学習を実施する高等教育機関ザビエル・ラーニング・コミュニティ(XLC)へ向かいました。
XLCでは現地学生と共に、タイ・ラオス・ミャンマーの国境であるゴールデントライアングルの訪問、同地帯の歴史を表すHouse of Opium(アヘン博物館)での学習、ミャンマー国境のメーサイエリアの散策、豪雨で無国籍の子供達が閉じ込められニュースにもなったタムルアン洞窟の訪問などを通じて、北部タイの国境地帯の文化や、課題を学びました。




また、少数民族アカ族の村の滞在や、近隣の小学校でのボランティア活動など、実践的に地域の方と関わる機会も持ちました。




これらの共通体験を軸に、まとめの活動としてXLCの学生と少人数グループでプレゼンテーションを行いました。
グループワークでは4つのグループに分かれ、それぞれ「少数民族と多文化社会」「環境保全」「農業と収入創出」「教育と健康」のテーマについて、グループ内でディスカッションを行い、全体に向けたプレゼンテーションを行いました。



最終日のフェアウェルパーティーでは、文化交流で出し物を披露しあったり、タイ伝統の灯籠を浮かべる儀式を行うなど、タイ文化への理解を深めました。



参加学生の皆さんは、コースを通じて、タイに関する経験や知識を得るだけでなく、貴重な思い出や新たな友人との繋がりなどを作っていました。
みなさんの今後につながることを願っています。