2021年8月23日(月)〜31日(土)のうち、6日間で、上智大学の実践型プログラム「バンコク国際機関実地研修」をオンラインで実施し、上智大学の複数学部から9名の学部生が参加しました。
1日目はプログラム担当・廣里によるキャリアセミナーからスタート。「夢・使命感・高揚感」を持って自分自身のキャリアを歩んでいくことの重要性がこれまでの国際機関でのキャリア経験とともに共有され、参加者は2日目以降のセッションに向けて士気を高めている様子でした。
2日目~5日目は、UNIDO(国連工業開発機関)、ILO(国際労働機関)とADB(アジア開発銀行)の取り組みについてのレクチャーや、プロジェクト実施機関であるカンボジアとラオス政府機関とのライブセッションから、プロジェクト実施のプロセスや実施上の諸課題について学びました。
レクチャー後は活発な意見交換が行われ、質疑応答の時間では質問が絶えず挙がりました。
6日目は、ADBの教育プロジェクトサイトであるラオス・サバナケット大学から、プロジェクトに関するレクチャーと現地学生との交流の機会を頂きました。
現地の学生と直接交流したことで、1~5日目とはまた異なった学びを得ることができた様子でした。
オンライン実施となりましたが、参加学生の皆さんの積極的な参加や現地の方々の協力により、様々な側面から国際課題やそれに対する各機関の取り組みを新たな形で学ぶ機会となりました。
2022年度もオンライン・リアル、またハイブリッド型での、各種プログラムを実施していきます。