4ヵ国5大学合同・上智オンラインサマープログラム「東南アジアに学ぶ:強靭で持続可能な未来社会の共創」を実施しました

2020年9月7日(月)から12日(土)の6日間にわたり、Sophia Global Education and Discovery Co., Ltd. (Sophia GED) と上智大学グローバル教育センター共同によるオンラインサマープログラム「東南アジアに学ぶ:強靭で持続可能な未来社会の共創」を実施しました。

上智大学に加え、上智の協定大学であるアテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)、マヒドン大学国際カレッジ(タイ)、ザビエル学習コミュニティー(タイ)、マレーシア国民大学(マレーシア)の4ヵ国5大学/高等教育機関から延べ180名の大学生が参加、連日100人を超える国際的なオンラインセッションとなりました。

日々のセッションは毎日異なる協定大学がホストとなって開講。前半のバーチャルキャンパスツアーと交流セッションでは、ホスト校の学生やスタッフが準備してくださった美しい映像や、生き生きとした学生の大学紹介を通じて疑似的な訪問体験を皆で楽しみ、続くグループセッションでは事前に準備してもらった自己紹介カードを用いながら連絡先を交換したり、大学生活に関する話で交流をしました。

学生による大学紹介
映像によるバーチャルツアー・タイの山岳民族の村

後半のレクチャー&ディスカッションセッションでは「東南アジアにおける強靭で持続可能な未来社会の共創」を共通テーマとし、ホスト校の先生方によるその大学や地域ならではのトピックに関するレクチャーを皆で受講し、その内容に関連したグループディスカッションを通じて、共に学び合いました。

アテネオ・デ・マニラ大学レクチャー:Pre-COVID19 – Social Amelioration Package (Dr. Lopez)
マヒドン国際カレッジレクチャー:Thai Culture and Society Diversity and Tolerance (Ms. Wimonsiri)
ザビエル学習コミュニティーレクチャー:Etunic Minorities in Northern Thailand and Sustainable Village Development (Fr. Vinai)
マレーシア国民大学レクチャー:Multi-Cultural Malaysia: Diversity & Sustainability (Dr. Latiff)

自己紹介カードのオンラインデータ共有やFacebookグループでのコミュニティー参加のほか、全20グループにもなるディスカッションではオンラインファイル(Google Slides)を用いて各グループの議論の様子を記録・共有したりと、オンラインならではの仕掛けを用いて、学生の交流やつながりの創出を試みました。
参加した上智大生からは、

「これからの大学生活への指針もぼんやりとですが決まり、自分のやりたいことが見つかりました!」

「その国の現状を詳しく知ることができただけでなく、同世代の学生と交流できてとても有意義な時間を過ごすことができました。早速連絡をとって、今度渡航することがあれば会いたいねと話しています。」

などのコメントがありました。

近い将来に、実際にそれぞれの大学や地域を訪問して会える日を心待ちにしつつ、このプログラムからの学びやつながりを大切に過ごしてもらいたいと思います。

この後アンケートで集計していく振り返りの意見などを踏まえ、Sophia GED・上智大学では今後も状況に合わせた様々な形態での教育プログラムを企画・実施していきます。