2022年2月13, 14, 16, 17日の4日間で、北海道教育大学函館校の国際地域学科の学生さんを対象とした「タイオンラインフィールドワークプログラム」を、同大学コース担当の有井晴香先生と共同で実施しました。

4日間のプログラムでは、バンコク近郊とタイ北部のチェンライを2日ずつ体験。各地の学生とのペア・グループワークや、現地で活動される団体のバーチャル訪問、zoomでのLIVE中継など組み合わせながら、一緒に移動している気持ちでタイの様々な人と出会い、対話を通じて学び、様々な形でタイを体感していただくことを目指しました。
北海道教育大学のみなさんは、連日積極的にプログラムに参加され、バンコクや北部タイ地域のタイ学生さんとの交流では、その温かさに触れながらタイローカルのさまざまな情報を教わり、スラム支援や山岳民族支援をおこなっている団体の方々とのセッションでは、国際協力や日本語教育をはじめとするそれぞれのこれからの学びや活動へのきっかけやヒントを掴まれていました。
参加学生のみなさんの感想の一部を紹介します。
4日間を通してタイの国を知り、好きになりました。文化、言葉、人々の暮らしを知れば知るほど興味を持ち、タイの良さを実感しました。特に画像や動画が印象的で自分の知らないことがまだまだたくさんあると知りました。
具体的に将来のことを決めているわけではないのですが、学んだこと一つ一つが印象的で自分の将来に役立つと思いました。人々のさまざまな人生と考え方に触れ、タイの人々の温かさや笑顔に励まされ、もっとポジティブに将来と向き合っていこうと思いました。関わってくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。
出会った方々のように、人の大切な瞬間に出会える仕事や活動をしたいと憧れたり、活発に自分の目的を達成していく人生にしたいとビジョンが見えてきたり、また、タイの学生さんのように目の前の自分のタスクに意欲を持って取り組みたいと感じたり、モチベーションが上がりました。
自分が関われるものを見つけられたことが嬉しくて、もっと探してみたいとか、関わってみたい、自分の活動範囲を広げたいと意欲が湧いてきました。そして自分のやりたいことへのアプローチ法が見えてきた気がしました。
座学で学べないことだらけで楽しかったです。今回のプログラムに関われて嬉しかったです。
オンライン開催であるにも関わらず、濃く、これからのやりたいことが明確になった4日間でした。プログラム受講前は現地に行けないということで少し残念に思っていましたが、実際に受講して、こんなに様々な経験ができ、自分の身となるのかと驚きました。自宅から受講できたからこそ、英語でのコミュニケーションもパニックになることなくできたと思います。
自分が大学で学びたいと思っていたことを、講義だけではなく、実際に現地の方のお話を聞きながら学ぶことができ、学びたかったことがぎゅっと詰まったものでした。これからゼミが始まりますが、今回のプロジェクトを基に頑張っていこうと思います。
今回のプログラムで感じたこと・興味を持ったことをもとに、さらにタイや東南アジアについて考えていただいたり、「タイに行きたい」との声も出ていたように、いつか実際にタイを訪れてもらえる日が来ることを願っています。
北海道教育大学のみなさん、ありがとうございました!
これからのご活躍を期待しています。