北海道教育大学 オンラインタイフィールドプログラムを実施

2021年2月11,12日から15,16日の4日間で、SophiaGEDは、北海道教育大学函館校の国際地域学科の学生さんを対象としたスタディーツアープログラム「タイオンラインフィールドワークプログラム」を実施しました。

北海道教育大学が各国で実施しているスタディーツアーの中で、タイプログラムは今年度が初めての実施。コース担当の有井晴香先生とSophiaGEDで相談を重ねて企画を練ってきました。
また、SophiaGEDが上智大学以外の大学の正規プログラムを担当させていただく初の機会でもあり、タイでのネットワークやオンラインでのアイデアを繋ぎ込み、タイ現地拠点だからこそ届けられるプログラムを企画・実施しました。

4日間のプログラムでは、バンコク近郊とタイ北部のチェンライを2日ずつ体験。各地の学生との交流や、現地で活動される団体のバーチャル訪問、360°カメラ映像やzoomでのLIVE中継を組み合わせながら、一緒に移動している気持ちになりながらタイの様々な人と出会い、対話をしながら学んでいきました。


実は当初は渡航予定で検討していたプログラムで、学生さんも、渡航をイメージして履修され、中にはこのプログラムが初の海外となる予定だった方も参加していました。
そんな中で、どうにかタイのフィールドの生きた雰囲気を感じて学んだり、この後の学びや活動につなげられるように、というプログラムを目指しました。
参加学生さんにいただいた感想の一部抜粋です。

「プログラムが始まる前の私はあまりモチベーションが高くありませんでした。大きな理由としてやっぱり自分の足を現地へ運び、自分の目で見て自分の耳で聞き交流したいそこにあるのが本当の経験なんだという思いがあったからです。 しかし、プログラムが始まってからは驚きやあっという気づきの連続でした。360度の映像、中野さんとのzoomでの会話、現地の学生とのセッション、現地の団体や民族の紹介などどれも私にとって楽しく、良い体験となるものばかりでその辺で経験できるようなものは一切ありませんでした。 」

柔軟な学生のみなさんの積極的で温かい姿勢や、各地でプログラムを一緒に作ってくださった方々のご協力もあって、少し新しい形の学びの機会や体験をつくることができたかな、と思います。

オンラインプログラムとしても工夫を凝らしたつもりではありますが、やっぱり、いつか北海道教育大の皆さんが、オンラインで出会った景色や文化の中に身を置いたり、タイの山岳民族の学生さんと一緒に作ったホームステイプランを実現させたりしながら、タイや東南アジアを訪れてくれるといいな、と思います。

今後も、SophiaGEDでは、多様な大学の皆さんとのプログラムを企画実施していきます。
プログラムのご相談は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。