今年度も、千葉大学との共同プログラムとして、タイオンライン留学プログラムを実施しています。夏季シーズンは、2022年8月4日〜18日、9月8日〜21日の2コースで、合計72名の千葉大学生、そして、千葉大学の協定校でもあるマヒドン大学をはじめとするタイの大学生約30名とオンラインでのタイ体験・国際交流やそこからの学びに取り組みました。
「全員留学」として多様な海外プログラムを展開されている千葉大学。本プログラムは、SophiaGEDと千葉大学石戸光教授との共同で、理系文系様々な学部からの参加者(学部2,3年生)を対象に、タイ・ASEANの経済発展やそれに伴う社会状況をテーマに、訪問先の人々との交流や現地学生とのプロジェクト学習を軸としたプログラムです。
タイのさまざまな連携先との連日のセッションでは、大学や政府機関とのセッションによるマクロな視点から、現地の日系企業や地域支援団体・コミュニティー開発のプロジェクトに方々等とのセッションによるミクロな視点に移行しながら、タイの経済社会を捉えてもらいました。
千葉大学の協定大学であるマヒドン大学・マヒドン大学国際カレッジ(MUIC)をはじめ、チュラロンコン大学、タマサート大学など、タイの大学や大学生と連携し、現地学生と一緒に授業に参加しディスカッションやワークショップ、グループプロジェクトに取り組むなど、オンラインでの留学体験を取り入れました。
また、現地からの中継ライブ映像も交えたり、事前送付した実際のタイのグッズを日本で手元に持ちながら、オンラインでもタイのリアルな雰囲気を感じ取ってもらえる工夫も取り入れました。
タイをフィールドに、テーマに関する学びや海外の方と一緒に活動する経験を通じて、今後の学びや活動の広がりやきっかけに繋がればと思います。
参加した学生さんの感想の一部を紹介します。
様々なテーマの話のどれもが繋がっていて、多くの条件が関係し合っているのがよく分かりました。自国の社会状況に他国が関わっていることや、逆に他国に自国が影響を与えていることもあるため、日本だけでなく海外のニュースに触れるようにしたいと思います。
色々な人とコミュニケーションをとることの面白さを学びました。初対面の人であっても、意見交換や話し合いをすることで、自分にはなかった視点を持つことができました。グループで徐々に仲良くなってコミュニケーションをとることが楽しく感じられるようになりました。
タイの方々の親切さと明るさを会話の中からでも感じることができ、2週間毎日楽しく過ごすことが出来ました。様々な切り口からタイについて学ぶことが出来て、普通に旅行に行くよりももっと充実した体験が出来たと思います。是非旅行に行き、タイにいる友達に連絡をして実際に会いたいです。
タイの学生さんと関わってみると楽しくて、拙い英語・方法でもコミュニケーションが取れると嬉しいな~と思いました。オンラインで参加しただけですが、思いがけず少し価値観が変わった印象です。機会がないと知ることすらできない事が多いことに気づき、これからの人生でいろいろな機会を作ったり経験するのも面白いと思いました。
オンライン留学という形態に当初不安や期待感の薄さがあったところから、想像していた以上の経験ができた、という声もあり、色々な可能性があることを感じました。
千葉大学のみなさま、ありがとうございました!
今後のみなさんのご活躍を期待しています。